遺言書 種類
- 相続の流れ
■遺言書の確認遺言があるかどうかでその後の手続きが異なるため、遺言書の有無を確認します。遺言書があった場合、原則としてその遺言に従って相続財産が分けられることになります。遺言書がなかった場合、後述する遺産分割協議を行うことになります。■相続人および相続財産の調査遺産分割協議に向け、相続人が誰であるか、また相続財産...
- 遺言書の種類と効力
■遺言書の種類遺言書は、一般に以下のような種類に分けることができます。 ・自筆証書遺言自筆証書遺言とは、遺言者本人が自分で紙とペンなどを用いて作成するものをいいます。いつでも自分だけで作成できるため負担は小さいといえますが、形式等に誤りが生じやすいため注意が必要です。 ・公正証書遺言公正証書遺言とは、遺言者が2人...
- 相続財産の調査
相続財産は、財産の種類によって調査の方法が異なるため、財産ごとの調査方法について以下にまとめます。 ・預貯金の調査まず、被相続人の自宅等から通帳やキャッシュカードを探します。具体的な金額については、各金融機関に問い合わせて被相続人が亡くなった日の残高証明書を発行してもらうことで把握できます。 ・不動産の調査不動産...
- 死亡事故
また、以上の財産的損害の他に、精神的損害として慰謝料がありますが、死亡事故における慰謝料は、「被害者自身」および「被害者の近親者」の2種類存在します。 井上雅彦法律事務所では、相模原市、町田市、横浜、厚木を中心に神奈川、東京、埼玉、静岡における、民事・家事に関する法律問題全般のご相談を承っております。「交通事故...
- 後遺障害等級とは
後遺障害等級は、自賠責保険の支払いの際などに用いられるもので、後遺障害を傷害の種類・程度によって1から14級に分類しているものになります。自賠責保険のみでなく、任意保険や裁判においても参考にされることがあります。 例えば、最も軽い14級は、局部にしびれなどの神経症状を残した場合などが該当し、最も重い1級は、両...
- 過失割合
過去の事例は、当事者の種類(自動車・自転車・人)や現場の状況(衝突の状況・道路状況)によって類型化されており、過去の類似の事例を基礎に過失割合が決まっていきます。過失割合については、加害者と被害者で主張が異なることが多々ありますが、被害者としては、自らの主張を根拠づけるために、目撃証言や、ドライブレコーダーの映...
- 財産分与
そして財産分与には、以下の3つの種類が存在しています。1.この方法は、夫婦が婚姻中に形成した財産を、貢献度に応じて分配するものです。3つの分配方法のうち最もよく利用される方法であると言えます。この清算的財産分与には、離婚事由があるか否かは関係ないため、離婚の原因である配偶者からの請求でも、財産分与が認められます。...
- 親権と監護権
また、親権には「監護権」という権利が2種類存在します。お子様の生活全般の面倒を見る「身上監護権」。そしてお子様の財産の管理や、契約などを代わりに行う「財産管理権」です。 上記のような権利は、特別な事情がある場合を除いて、両方をご両親のどちらか一人が受け持つことになります。それゆえ、親権を巡って双方で争いが発生する...
- ハラスメント(パワハラ・セクハラ)
その種類は大きく分けると以下の二つです。 ■セクハラセクハラとは、相手の意に反する性的な言動のことで、職場においては、①雇用上の何らかの利益を対価として性的な要求が行われるもの②被害者に対して、発言等で性的屈辱感や嫌悪感を与えることにより、その職務の遂行や職場環境に悪影響を与えるもの等があります。職場でセクハラが...
- 医療過誤
医療過誤には、大きく二つの種類があります。 ■病状悪化型この類型では、原告側は、基礎疾患が悪化、重篤化したり、合併症を併発したりして良くない結果(後遺症・場合によっては死亡)の原因となったことを、その医学的可能性に言及しながら立証します。被告側(医師)は、原因は他にあることや原因が不明であることを主張して争うこと...
- 相続法改正で変わった点とは
今回の相続法改正によって、法務局における遺言書の保管等に関する法律が設けられました。この法律は、自筆証書遺言(民法968条)を法務局が保管してくれるサービスについて定めた法律です。遺言者は、遺言書が紛失や偽造、隠匿されるおそれなく遺言書を保管させることができます。 ④特別の寄与改正前では、生前の看護などによる寄与...