交通事故 損害賠償
- 交通事故発生から解決までの流れ
■交通事故発生から解決までの流れ 交通事故が発生した場合に、まず現場での対応として行うべきことがあります。「通報」・「相手方の確認」・「保険会社への連絡」などは、基本的に行うことになり、ここで不適切な対応を取ってしまうと、後々の保険金請求・訴訟の場面で不利益を被るおそれがあります。例えば、「交通事故証明書」は、警...
- 物損事故
交通事故における物損事故とは、交通事故によって人の死亡・傷害などが生じず、物についての損害のみが生じた場合をいいます。大きな特徴として、物損事故の場合は自賠責保険が適用されません。 物損事故の場合、具体的にどのようなものが損害として認められるのか、以下に解説します。 ■積極損害 物損事故の積極損害としては「修理...
- 人身事故
交通事故における人身事故とは、交通事故によって人が死亡または傷害を負った事故を言います。 人身事故の場合、具体的にどのようなものが損害として認められるのか、以下に解説します。 ■積極損害 人身事故で積極損害として損害賠償される項目の例としては、「治療費」・「付添看護費」・「通院交通費」・「弁護士費用」などが挙げ...
- 死亡事故
交通事故において、当事者が亡くなってしまい、死亡事故となってしまうケースは少なくありません。死亡事故の場合の損害賠償について以下に解説します。 ■死亡事故における損害賠償 被害者が死亡してしまった場合、葬式などを執り行うことになりますが、その際に支出する費用は「葬儀関係費」として、損害賠償の対象になります。
- 示談交渉
交通事故関連では、しばしば「示談」という単語を耳にすると思います。交通事故における示談では、一般的には「加害者が被害者に対して金銭を支払う」・「被害者は示談で受け取る金額以外の金銭は将来的にも一切請求しない」という2点を定めることになります。 ■示談交渉の相手 示談交渉の相手として、加害者の任意保険会社の担当者...
- 後遺障害等級とは
井上雅彦法律事務所では、相模原市、町田市、横浜、厚木を中心に神奈川、東京、埼玉、静岡における、民事・家事に関する法律問題全般のご相談を承っております。 「後遺障害の申請」、「後遺障害認定の期間」など、交通事故のあらゆる問題に対応しておりますので、お困りの際はお気軽に当事務所までご相談ください。
- 慰謝料・損害賠償
■慰謝料・損害賠償 交通事故における損害賠償の対象になる損害は、人身事故では大きく「財産的損害」と「精神的損害」の2つに分けられます。 ■財産的損害 財産的損害は、さらに「積極損害」と「消極損害」の2つに分けられます。 「積極損害」とは、被害者が有している財産を失ったという損害を言い、例として治療費などが挙げられ...
- 過失割合
過失相殺は、裁判や示談交渉で損害賠償額を定める際に、被害者側にも落ち度があった場合には、公平を図るために被害者の落ち度を考慮して賠償額を定める制度です(民法722条2項)。 ・過失割合とは 過失割合は、被害者と加害者の過失の程度を比率で表したものです。過失割合は、過去の事例の積み重ねによって、実務上一定の基準が...
- 慰謝料(不貞行為など)
離婚における「慰謝料」とは、婚姻生活中に精神的に苦痛を受けた場合、その精神的被害に対して支払われる損害賠償のことを指します。 離婚の際に発生する慰謝料には、「離婚そのものに対して支払われる慰謝料」と、「離婚に至った原因に対して支払われる慰謝料」の2つがあります。しかし、離婚そのものによる慰謝料が認められる場合でも...
- ハラスメント(パワハラ・セクハラ)
職場でセクハラが起こった際には、加害者は当然に損害賠償義務を負いますが、会社に対しても損害賠償を請求できる可能性があります。会社には、雇用契約上の、社員の職場環境を整える義務や加害者である社員を監督する義務があり、それを怠ったといえる可能性があるからです。また、使用者責任を追及する、という考え方もあり得ます。